片乳首出したおっさんの後つけたら天空の剣見つけたwwww 第2章

112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:36:17.39 ID:f1FxIDyP0
第二章「もれ旅立つよ〜自宅から世界の警備員へ〜」
BGM:情熱大陸

その男は今日も燃え上がる火の粉を浴び続ける
焚き火と警備を極めた男・・・「焚き火ニート」
彼はなぜそこまでして薪をくべ続けるのだろうか
なぜそこまでサンタローズにこだわるのだろうか

その答えはわれわれにも分からない・・・

今日はそんな彼が旅立ちを迎え、世間に打ちのめされる様をお送りしよう

114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:41:58.76 ID:f1FxIDyP0
「・・・行くのか?」
じいさんが言った
俺は無言で頷く
「そうか・・・寂しくなるのう・・・」
そんな顔するなよじいさん・・・
たまには顔くらい見せに帰ってくるからさ
「ふぉふぉふぉ、まぁこうして生きているうちにお前さんが旅立つところを
見れただけでもよしとしておくか」
・・・あぁ、じいさん
「なんじゃ?」
いままで・・・ありがとうな・・・
「・・・馬鹿もん!年寄りを・・・泣かせるな・・・」

・・・すまねえな・・・そんじゃ行ってくるぜ

「ああ・・・『いってらっしゃい』」

俺はサンタローズを後にした
目からはなぜか涙がにじみ出てきた・・・


 
116 ::2009/01/12(月) 03:48:35.32 ID:M9UJEbnyO
ばいさるくらた
支援求む


 
118 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:49:44.13 ID:f1FxIDyP0
サンタローズを出るとひとまず俺はアルパカへと向かった
まずはパパさんの故郷を探すための手がかりを少しでも得たい
アルパカには何でもパパさんの知り合いがやっている宿屋があるらしい
名前はえっと・・・確かダダルマーさんだったか?
とりあえずそのダダルマーさんに会いに行こう
そんであわよくばタダで泊めてもらおう

そんな俺の所持金は92Gです


 
122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:54:00.59 ID:f1FxIDyP0
アルパカに向かう途中
やたらとモンスターに出会った
一体一体鉄の槍で迎撃していくのは正直めんどくさい
途中でクックルが5体くらいでてきて死にそうになったのはいい思い出
あんなにあった薬草がアルパカつく前に無くなったのもいい思い出
そしてホイミ一回で無くなる俺のMPプライスレス・・・

そんなこんなでアルパカにつく頃にはへとへとだった
気づけば日も落ちてあたりは真っ暗だ


 
127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 03:56:38.30 ID:f1FxIDyP0
アルパカについて早速宿屋へと向かう
とりあえずパパさんの知り合いってことにして
上手いことただ飯でも食わせてもらおう
ウハwww俺節約上手ww

そう考えていた時期が俺にもありました

主人「ダダルマー?だれそれ?」

・・・あれ?


 
129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:01:46.52 ID:f1FxIDyP0
話を聞くとダダルマーじゃなくてダンカンという名前らしい
ダしかあっていないという自分の記憶力の悪さに涙が出る
・・・かしこさのたねが欲しい

そんなことは置いておいてダンカンさんの居所を聞いてみると

「少し前に家族で出て行きましたよ」

ちょwww俺オワタwwww

まぁいないものは仕方ない
とりあえず今日のところはHPも残り少ないし金を払ってでも泊まることにした
したのだが・・・

「一晩で100Gです」

・・・8G

 
131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:05:23.79 ID:f1FxIDyP0
「うち二人部屋しかないんですよ
ほらよくホテルとかでも二人部屋に一人で泊まると割り増しになるでしょ?あんな感じ」

あんな感じじゃねえよ!
一泊100Gとかぼったくりもいいところだろ!?

「いやまぁ、不景気ですし」

・・・ぐうの音も出ない

俺はモンスター倒したらお金が入ってくるとかそういうゲームみたいな
せかいだったらいいのにとか思いながら
教会の横の花畑で寝た・・・春が近いとはいえ寒さが身にしみる・・・

 
132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:09:36.48 ID:f1FxIDyP0
てかぶっちゃけ寒いし、背中痛いし寝れそうにない
仕方ないのでゴロゴロしてたらなんか変な絵柄のメダル拾った
・・・これ売れるんじゃね?

あくる朝
俺ははやる気持ちを抑えながら道具やへと向かう
おい親父、これいくらになる!?

主人「それはかいとれません」

焚き火ニートはちいさなメダルをもちかえた


 
133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:12:12.63 ID:f1FxIDyP0
拾ったものを売るのはさすがにダメだったか
イライラしたので捨ててやろうかとも思ったけど
いつかなんかの役に立つかもしれないというポジティブシンキングで
とりあえず持っておくことにした

「ぐぅ〜」

そういえばサンタローズでてから薬草しか口にしていない・・・

・・・帰ろうかな?


 
134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:16:31.33 ID:f1FxIDyP0
流石に出てから一日で出戻るのは恥ずかしすぎるので
何とか堪えた
とりあえず働こう、お金が無いとやくそうすらかえやしないしな
ということでどこか働き口はないかと思い村をブラブラしていたら
バーの表に求人の張り紙を見つけた

バーか・・・まぁとりあえず話くらい聞いてみるか
すいませ〜ん、表の張り紙見たんですけど〜


 
137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:20:16.16 ID:f1FxIDyP0
〜面接〜

「えっと焚き火ニートさんね・・・出身はサンタローズか・・・」
はい
「今までにどんな職業を経験しましたか?」
えっと・・・NEETを・・・
「えっ?その年まで働いたこと無いの?」
えっと・・・その・・・はい・・・
「・・・んじゃあ働いてない間は何してたの?」
その・・・ゴニョゴニョ・・・
「何?もっと大きな声で話してください」
焚き火を・・・その・・・
「焚き火?あんたふざけてるの?」
いえ決してそういうわけじゃ・・・


なんか死にたくなった

 
138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:23:54.37 ID:f1FxIDyP0
面接が終わった後、俺の精神状態も終わりそうだった

「その年までよくもまあそんなにのん気に生きて来れたね」
とか
「親は何も言わなかったの?」
とか
「遊び人のほうがまだマシだ」
とか色々言われた・・・

サンタローズでの修行の日々で少しは精神的に鍛えられたと思ったが
早速俺の心は折れかけていた
そりゃあそうだよな・・・30まで何もしてこなかったもんな・・・

今日も俺は腹を鳴らしながら教会と添い寝をした


 
140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:28:30.37 ID:f1FxIDyP0
朝、目が覚めると俺の顔を誰かが覗き込んでいた
頭に青いコック帽みたいなのを被ったその人は神父さんだった
「どうしたのですか?こんなところで寝ると風邪を引きますよ」

・・・俺は事情を話した

「そうですか・・・それは大変でしたね」
話を聞くと神父さんは俺を教会の中へと招きいれた
「神は困っている人を見捨てません、とはいえ大したもてなしはできませんが」

俺は出されたスープを犬のようにかっこんだ
心なしか塩味がきつい

 
141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:33:20.95 ID:f1FxIDyP0
スープとパンの質素な食事を腹に詰め込んだ後
神父さんからこんな提案をされた

「あなたさえよろしければ、少しの間教会の手伝いをしてみませんか?」

願っても無い申し出だった
残念ながら給料は小遣い程度しか出せないとの事だが
それでも今の俺には十分すぎる
俺は申し出を受けることにした
「それではこれを着て」

焚き火ニートは修道服を装備した
焚き火ニートは

そ う りょ み な ら い

に転職した


 
146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:36:22.83 ID:f1FxIDyP0
ちから:29
すばやさ:39
かしこさ:14
うん:77
HP:88
MP:6

MPが2ホイミにふえたwwww


 
150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 04:50:06.90 ID:f1FxIDyP0
しかしながらちからとかは下がっているのでむしろ全体的にみれば
下がっていると言えなくもないような・・・まぁいいか
これで将来的にはバギクロスとか覚えるぜ
とりあえず神父さんがキアリー教えてくれた
大したじゅもんじゃないけど微妙に嬉しいのは俺だけじゃないはずだ

教会の手伝いといってもやることは基本的には
朝のお祈りと教会内、教会の周りの掃除
夕方には時間を告げる鐘を鳴らして、夜はまたお祈り

はっきり言って何の面白みも無い仕事だ
しかしそれでも俺は生まれて初めて誰かに必要とされて働いているということだけで
不思議な充実感があった


 
151 ::2009/01/12(月) 04:59:02.13 ID:M9UJEbnyO
またばいさる
支援おながいしまうす


 
154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:01:32.24 ID:f1FxIDyP0
教会で働き始めてから一月後
初めての給料を貰った…500G
「少なくて申し訳ないのですが」

500G・・・一人の毒を治して数十G、気絶を直していいとこ200G・・・それから寄付・・・
教会の収入を考えるとこれでも多いくらいな気がした
お金をかせぐというのはそれほどに大変なのだ
俺は給料の入った袋を大事に抱えると、神父にお礼を言った

「いえいえ、私にはこの教会を維持していける最低限のお金さえあればいいのですから」

神に仕えるということはきっとそういうことなのだろうな

焚き火ニートは

しゅぎょうちゅう

になった


 
157 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:07:55.94 ID:f1FxIDyP0
アルカパで働き始めてから二月ほどがたった
最近は外で掃除などしていると近所の人や子供が話しかけてくれる
夜はお祈りがすんだ後、神父さんから色々な話を聞いた
ある時は勇者の伝説だったり、ある時は天に浮く城の話だったり
ある時は少し羽目をはずしてエロ話をしたりもした
時々、気が向いたときなどはじゅもんをならったりして
才能が無いながらもなんとか練習の甲斐あってバギを覚えた
初めて真空波が手から出たときの感動といったらもう

俺はあまりの居心地のよさに、このまま神父になるのも悪くないかもしれないなんて思った


 
161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:12:18.36 ID:f1FxIDyP0
教会に見習いとして入って三ヶ月が過ぎた頃
神父さんが少しばかり神妙な面持ちで話しかけてきた

「そろそろ・・・旅に出られてはいかがですか?」

・・・俺は動揺した
街にも慣れ仕事にも慣れ、充実していた俺にとって
ここは正直居心地が良すぎた

「私としてもあなたが来てくれて楽しい日々を過ごせていました
あなたさえよろしければこのままずっとここにいてもらおうかとも・・・しかし」

あなたにはやらなくてはいけないことがあるのでしょう?


 
165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:18:04.39 ID:f1FxIDyP0
そうだ・・・俺はパパさんの意思を(勝手に)継ぐために
サンタローズを出てきたのだ
このままここにいては当然それを達成することは出来ない・・・

「すぐに、とはもちろんいいません。身支度を整え、気持ちを整理して、それからで結構です」

神父さんはそこまで言うと教会の仕事へと戻っていった
俺は神父さんの背中に礼をする
しばらく、そのまま頭を上げられないでいた


 
168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:28:17.92 ID:f1FxIDyP0
それから数日がたった
装備や身支度を整え、周りの顔なじみになっていた人たちに挨拶を済ませた
いよいよ二度目の旅立ちだ

アルカパを出るとき、神父さんが弁当を持たせてくれた
「大したものは入っていませんが」
そう言って苦笑した後
「短い間でしたがありがとうございました」
それを言うのは俺のほうです
「いえいえ、あなたはここで日々を過ごしていくうちに最初の頃とは比べられないほど」
「いい顔をするようになりました。人が変わっていく過程を見るのはいつでも気持ちのいいものです」
何となくてれる俺
「さて、こんな田舎の神父の小うるさい説教で申し訳ないのですが一つだけ言わせてください」
「人生とは厳しいものです、簡単に物事が運ぶようにはできていません」
「これからいくつもの苦難があなたを襲うかもしれません、時には膝を折り諦めそうになることもあるでしょう」
「そんな時はこの小さな村の小さな教会で過ごした日々を思い出してください」
「あなたがこの村で、懸命に過ごしてきた時間は決してあなたを裏切りません」
神父さんの歌うような暖かな声に聞き入る

「あなたに神の加護がありますように」

俺は大きく一礼するとすぐさま振り返り上を向いて歩き出した
空に浮かぶ太陽がまぶしい
俺は歩きながら、濡れた頬が太陽の熱で早く乾けばいいのにと思った

 
169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:33:51.34 ID:f1FxIDyP0
熱で濡れた頬がやっと乾いた頃
俺は小休止を取ることにした
神父さんから貰った弁当を開くとサンドイッチと共に
変な包みが入っているのを見つけた
包みを開いてみるとそこにはなんと3000Gという大金が入っていた

俺はサンドイッチにかぶりつきながら声をあげて泣いた・・・

ちくしょう・・・なんだよこのサンドイッチ・・・塩味きついぜ


 
170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:37:23.52 ID:f1FxIDyP0
アルカパを出た後
とりあえず次なるパパさんの手がかりを探すために
今度は南の方に行ってみることにした

途中、屁こきっぱなしのイタチとかにあったけどバギで一掃してやった
うはwwww俺テラツヨスwwww
とかいってたらMP少ないの忘れててすぐにバギ使えなくなったwwww

ちなみに
そうりょじゃなくなったので職業はニートに戻っています


 
174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:45:12.71 ID:f1FxIDyP0
南の方へと歩を進めていくと船着場にたどり着いた
ここなら人の出入りがあるだろうし何か手がかりがつかめるかも知れん
そう思った俺は早速船着場で情報集め・・・と行きたかったのだが
今は魔物が増えたとかで、船の運航を止めているとの事
しばらく再開はしないらしい・・・

とりあえず船着場の横の小屋にいた夫婦に話を聞くと、なんとパパさんのことを知っていた
「子連れで変わった風貌の人でしょ?覚えてるわよ〜」
どうやらパパさんはどこかの港からこの船着場へと船で渡ってきたらしい
ちなみに詳しい話を聞くとこの船着場から出ている船は
ポートセルミというところへ行くもののみらしい

つまりパパさんはポートセルミからこの船着場へと渡ってきたのは間違いないということだ

何とか手がかりを掴みテンションの上がる俺
その日は夫婦のご好意で止めていただく事になった


 
175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:48:13.63 ID:f1FxIDyP0
あくる日の朝
俺は夫婦に、オラクルベリーの場所を聞き早速向かうことにした
そういえばオラクルベリーにはカジノがあるんだよな・・・
いやいや、俺のこの金は神父さんがくれた大事なものだ
いざと言うときにしか使っちゃダメなんだ!
そうだ銀行に預けよう!そうしよう!


 
178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:51:55.45 ID:f1FxIDyP0
・・・どこで間違えたのだろうか?
気づけば俺はパンツ一枚でカジノの横に立っていた

ダメだな・・・スライムレースで1−2来た時点で止めとけば良かった


Eステテコパンツ(にねんさんくみ さんちょ)


E後悔



 
182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 05:58:58.38 ID:f1FxIDyP0
オラクルベリーニついた俺は早速銀行に向かおうとした
したのだが、街に入ってすぐにあのでかい看板を発見する

「えぇ・・・最初はモンスター戦ってんの見て楽しもう位の気持ちだったんです」
「ところが大穴のせみもぐらが勝ったところで何かが吹っ切れたんですね」
「気づけば1コインスロット、10コインスロット・・・ここまではまだ良かった」
「しかし僕の頭の中で悪魔が囁いたんです」

漢なら100だろJKwwwwwww

気づけばパンツ姿でガードマンにフルボッコでした・・・

自伝「薪が良く燃える10の方法」より抜粋

 
183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:02:06.74 ID:f1FxIDyP0
というわけで神父さんから貰ったお金
三か月分の給料+3000G=4500Gは漢の夢というなの欲望によって露と消えました

さて・・・とりあえず金借りるか

 
185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:05:38.98 ID:f1FxIDyP0
銀行に行ってお金を借りようと試みるのだが
「いやいやwwwうちは預かるの専門なんでwwww」
とか言われて相手にされない
・・・まぁ当たり前か

幸い季節は初夏ということもあり
パンツだけでも凍える心配は無いだろう
・・・行き交う人の視線に耐えられれば

とりあえず
「パンツじゃないから恥ずかしくないもん><」
と自分に言い聞かせることで解決した

 
188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:15:19.13 ID:f1FxIDyP0
スマン
なぜか知らんのだが、ばいさるがチョコチョコ顔を出すんだ
少しの間支援頼みたい

 
190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:19:21.62 ID:f1FxIDyP0
久しぶりに花畑で寝る
しばらくベッドで寝ていたせいか寝心地の悪さが上がっている気がする・・・
この間はまだ装備があったが今回は無一文にパンツ一枚
・・・今度こそもうダメかもしれない

そんなことを考えていたらいきなり飛び掛ってくる人影が現れた

「モンスターゲットだぜ!!」


 
193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:24:12.14 ID:f1FxIDyP0
飛び掛ってくる影を反射的に蹴り飛ばすと

「ぎゅおぅ!!」

とかいう潰れたドラキーみたいな声が響いた
恐る恐る蹴り飛ばしたそれに近づく
・・・返事が無い、ただの屍のようだ

「死んでな〜い!!」

なんとじいいさんが起き上がり、恨めしそうにこちらを見ている
仲間にしますか?

  はい
  いいえ
>もういちどける


 
196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 06:27:44.97 ID:f1FxIDyP0
とりあえず死んでなくて安心したような残念な気持ちだ
じいさん、こんな夜更けにイキナリ飛び掛るなんて蹴られても文句は言えないぜ

「お前こそこんな時間にそんな格好で花の上に寝てたらエリミネーターと勘違いするだろうが」

・・・ごもっとも
まぁそれは置いといてあんた誰だよ?

「よくぞ聞きおった・・・わしがあのゆうめいな・・・」

モンスターじいさんじゃ!!

どうみても徘徊老人です、本当にありがとうございました
 
 
211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:06:49.07 ID:dZEJTGrr0
スマン
気づいたら机に突っ伏して寝てますた・・・
申し訳ないんだがひと段落したら一旦寝る

 
212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:10:18.23 ID:dZEJTGrr0
何はともあれ話を聞いてみる
何でもこのクソじ・・・ゲフンゲフン
このモンスターじいさんとやらは凄腕のまものつかいらしくて
見込みのありそうな人間を見つけては後進の育成に精をだしているらしい

「どうじゃ?すごいじゃろ」

たちの悪いむつごろうさんにしか見えないです


 
214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:16:06.40 ID:dZEJTGrr0
とりあえずあんま関わり合いになりたくないのでなんとかご帰宅願いたいのだが
なぜかじいさんは俺のことをジロジロと見ている

「ふ〜む・・・」
何か俺の顔についてんのか?じいさん
「お主、これから宛てはあるのか?」
はい?
「じゃから、そんな身なりでこれから頼る宛てなりつてなりはあるのか?」
・・・はん、馬鹿にするなよ!つての一つや二つまったくありません
「ふむ、丁度新しい助手が欲しいと思っていたところだったんじゃ」
これはもしや・・・

「お前さん、わしのところで働かんか?」

・・・少し迷ったけど、どうせこのままでは野垂れ死になので

ついていくことにした

 
 
215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:16:41.23 ID:dZEJTGrr0

213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:11:29.31 ID:Yk78Ai250
おいついた
なんかID変わったみたいだけど鳥つけとけば?
>>213

酉ってどうつけるんだっけ?

217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:19:10.14 ID:dZEJTGrr0
じいさんについていくとなんか地下の怪しい研究所みたいなとこに入っていった
正直あんま期待はしていなかったのだが、意外と住むには快適そうなところだ
「バニーちゃん帰ったぞい」
じいさんが声を掛けると奥からバニーガールが現れた

・・・ふぅ


 
223 :takineet#:2009/01/12(月) 07:22:35.31 ID:dZEJTGrr0
てか、なんでバニガ?
そしてこのじいさん何物?

「だからモンスターじいさんと言っておろう」
「先生、お帰りなさい・・・その方は?」
「おお、さっきそこで拾ったんじゃ」
「まぁこの辺りにはエミリネーター生息してないはずですが?」

スイマセン着るもの貸してください


 
 
224 : ◆2FU3hMWXXY :2009/01/12(月) 07:23:40.13 ID:dZEJTGrr0
 
216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:18:25.37 ID:kn6jUL0Y0
>>215
適当な文字+#
 
218 :1234#:2009/01/12(月) 07:19:20.82 ID:kn6jUL0Y0
たとえば
1234#を名前欄にいれると
 
220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/12(月) 07:19:56.53 ID:Yk78Ai250
ワロスwwww
#が先だろ
 
221 : ◆JEhW0nJ.FE :2009/01/12(月) 07:20:17.19 ID:kn6jUL0Y0
#が先ね
 
ちょwwwwww嘘つきwwwww
これでいいのかな?
229 : ◆2FU3hMWXXY :2009/01/12(月) 07:27:29.53 ID:dZEJTGrr0
バニーちゃんが適当に服を見繕ってくれた
E 目だし帽
E 三角パンツ
E 

E 賢者タイム

「エリミネーターはこうでないとね」

確信犯ですね、分かります


 
231 : ◆2FU3hMWXXY :2009/01/12(月) 07:32:57.37 ID:dZEJTGrr0
その後20分かけて人間であることを証明しました
人生で最も無駄な二十分でした

とりあえずこの日は夜も遅いと言うことで寝ることに

バニーちゃんと添い寝できる日がくるなんて・・・
とか言うのは所詮二次元の話しな訳で・・・
僕の寝床は檻のなかなわけで・・・
奥にはキラーパンサーとアームライオンが寝息を立てているわけで・・・
獣臭さと恐怖で眠れるわけが無いわけで・・・

生まれて初めて発狂しそうになりました


 
235 : ◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:40:07.78 ID:dZEJTGrr0
夜がこんなに長いものだ何て知らなかった
じいさんが檻の鍵を開けてくれたときには泣き出しそうになった
さっきまでは心の中で殺してやると何回つぶやいたか分からないくらいなのに

「安心せえ、こいつらは人は襲わんよ」
起きてきた魔物をみると確かに野性に比べて大人しい気もする
「わしが小さい頃から育てているからの、孫みたいなもんじゃ」
「さて、お前さんには色々とやってもらうことがある。まずは・・・」

「こいつらの世話を覚えてもらおうかの」

というわけでモンスターじいさんのところで働く日々が始まった
焚き火ニートは

ま も の つ か い 
みならい

に就職した


 
238 : ◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:47:47.52 ID:dZEJTGrr0
世話と言っても大したことはしない
基本的にはエサやりと街の外の散歩のみ
ただしモンスターじいさんの出した条件が一つ
「モンスターにはラブを持って接すること」
何でも魔物と言うのはこちらの感情に敏感らしくて最初の内は中々
心を開いてはくれないらしい
う〜ん・・・まぁペットと考えればいいか

ちなみにまものつかいステータス

LV17
HP 106
MP 4
ちから 41
すばやさ 30
かしこさ 19

MPが1と1/3ホイミに下がった

 
240 : ◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:53:01.81 ID:dZEJTGrr0
とりあえず最初はいきなり大物の相手をするのは難しいとのことで
スライムの世話から始めることになった
名前はスランボーと言うらしい
どこかのベトナム帰還兵みたいな名前だ
まぁ所詮スライムだしとっととてなづけてやんよwww

焚き火まもつかはスランボーにエサを与えた
スランボーは逃げ出した

・・・先は長そうだ
 
 
 
243 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 07:54:50.75 ID:dZEJTGrr0

239 : ◆CC5PeFCwBM :2009/01/12(月) 07:49:20.67 ID:a3kCcUNa0
もっとひねれよw
 
>>239

一瞬スレの内容のことかと思ったじゃねえかww
245 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 07:59:05.09 ID:dZEJTGrr0
スランボーはどうやら人見知りするタイプらしい
おまけにかなりの臆病者
スライムとはいえ言葉でコミュニケーションが取れないのだから
最初にしてはハードルが高すぎないか?
「コラコラ、甘えたこと言ってんじゃないよこの30元ニートが」
「スライムとも接するのが難しいようじゃ給料やれんぞ」

・・・クソッ
居候の分際だし全く持って反論できない

まずはどうやってコミュニケーションを取るかだな


 
246 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:02:41.72 ID:dZEJTGrr0
とりあえずエサを食べてもらうところから始める
スランボーがの近くにエサを置いておく
スランボーが食べだしたら少しずつ近づく
これを数日繰り返してみた

一週間くらい続けたところで要約一メートルくらいまで近づくことが
できるようになった
顔を見れば逃げられていた最初の頃と比べると大きな進歩だ
しかし、散歩の方は相変わらず出来ていない
近づくことは出来ても言うことを聞かせられないんじゃ意味が無い

 
247 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:06:25.39 ID:dZEJTGrr0
二週間が過ぎた
スランボーは相変わらず言うことを聞いてくれない
俺は次第にイライラしている自分に気づいた

「どうじゃ?調子は?」

どうもこうも最悪だ
かしこさが低いのか全く言うこときかねえよ

「ふむ・・・そうか」
じいいさんの顔が少しばかり険しくなる

「わしの見込み違いだったかもしれんのう・・・」

・・・なんだよそれ?たかがスライム一匹でなんでそんなこと言われなきゃなんねえんだ?


 
249 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:10:53.32 ID:dZEJTGrr0
「たかがスライム・・・と言ったか?」

・・・ああ

「ふむ・・・じゃあスライムよりももっとかしこい魔物なら言うことを聞かせることが出来るか?」

・・・多分

「それならあいつの世話をしてみろ」
じいさんの指差す先には初日に同じ檻で過ごしたあのキラーパンサーが居た
「あの子はうちでは一番かしこい子じゃ」
「あの子の世話をしてみろ・・・ただし」

もしもあの子でダメならお前はクビじゃ


 
251 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:17:04.16 ID:dZEJTGrr0
次の日から俺はキラーパンサーの世話を任された
こいつの世話は正直とても楽だ
エサを出せば大人しく食べるし、体に触っても暴れないし
散歩にもちゃんとついてくる
いうことも聞いてくれる

「どうじゃ調子は?」
ああ、絶好調だぜ
「そうか・・・」
じいさんは特に気にする様子も無く
「そうか・・・」

とだけ言って去っていった
きっと俺があんまりにも簡単にてなづけてしまったもんだから気に入らないのだろう
とりあえずこの調子ならクビはなさそうだな

 
252 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:22:04.26 ID:dZEJTGrr0
キラーパンサーの世話を任されてから一週間
俺は完全にキラーパンサーをてなづけた
もう何ていうか・・・自分の才能が恐いwwww

じいさんがやってくる
「これから散歩か?」
そうだけど
「ふむ、気をつけるのじゃぞ」
去っていくじいさんの顔はどこか意味ありげに見えた

いつも通り村の外へと散歩に行く
しかしそこにはいつもと違った光景が俺を待ち構えていた
なんとゴーレムがいるではないか

 
254 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:26:38.63 ID:dZEJTGrr0
ゴーレムはこちらに気づくと突然襲い掛かってきた
くそっ!何でこんなところにゴーレムが
はっきり言って今の俺では相手にならない

逃げよう、そう思ったそのときだった

振り向いた瞬間に体をつかまれ地面へと思い切り叩きつけられた
同時に体内で嫌な音が響く
恐らく肋骨が二、三本折れたのだろう
胸の辺りを激しい痛みが遅い息が出来ない

横たわった状態でキラーパンサーが視界に入った
そうだ、助けてくれキラーパンサー!

キラーパンサーは言うことを聞かない


 
255 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:28:43.30 ID:dZEJTGrr0
どうなってるんだ
さっきまであんなに俺の言うことを聞いてくれたのに
キラーパンサー!おい!聞いてるのか!
俺を助けろ!おい!

ゴーレムの拳が振り下ろされる

「うわあああああああああああああああああ!!」


そこまでじゃゴレムス

 
256 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:32:27.99 ID:dZEJTGrr0
声のした方に目をやるとじいさんが立っていた
「すまんかったなゴレムス、こんなことをさせて」

じいさんがゴレムスに声を掛けるとゴレムスは大人しくなった
俺には何が起こっているのかわからない

「大丈夫か?」

・・・なんだよ?何なんだよ一体!?
何のためにこんなこと・・・

「お前とキラーパンサーの信頼を確かめただけじゃ」

・・・えっ?

「まぁ結果は分かっておったがの」
そう言うとじいさんはキラーパンサーを連れて街へと戻っていった
去り際に
「少し頭を冷やせ」
そう言われた


 
258 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:38:43.61 ID:dZEJTGrr0
俺は少し休んだ後、やっとのことで起き上がる
自分にホイミをかけるが気休め程度にしか回復はしない

じいさんのところに戻るとバニーちゃんが手当てをしてくれた
「すまんかったな、手加減するように言っておいたんだが」
・・・・・・
「だがこれでわかったじゃろ?」
「お前はキラーパンサーをてなづけていたのではない・・・お前は」

キラーパンサーにいいように使われていたんじゃよ

 
259 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 08:45:09.05 ID:dZEJTGrr0
・・・言葉が出ない

「最初に言ったはずじゃぞ?魔物にはラブを持って接しろとな」
「ところがお前はペットでも飼うようなつもりで常に上から魔物たちを命令する立場として見下しておった」
「そんなことではあの子達とお前の間に信頼など生まれるはずも無い」
「いいか?魔物にも心がある、怒りもすれば悲しみもするわしらと同じじゃ」
「言ってしまえばあの子等は姿かたちが違うだけでわしらと同じ仲間なのじゃ」
「仲間をペットの様に扱うもんがどこにいる?」

・・・・・・俺は、間違っていたのかな?

「お前には何となく見込みが歩きがしたのじゃが・・・やはり見込み違いじゃった・・・」

「服と路銀くらいはくれてやる・・・お前は・・・クビじゃ」


 
261 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 09:04:47.38 ID:dZEJTGrr0
解雇宣告を受けた後俺は宿屋で一人考え事をしていた
(ラブを持って接しろって何だよ)
(大体魔物なんて言葉しゃべんねえし犬とかネコとかわんねえじゃんか)
(・・・まものつかいなんて・・・まものつかいなんて)

眠れないまま夜が明けた

寝不足のまま宿を出る
するとじいさんが魔物を連れて散歩に街を出て行くところが見えた
魔物たちはじいさんの周りを子供のようにはしゃぎながら着いていく
キラーパンサーは頭をこすりつけじゃれるように、ドラキーは犬のように尾を振りながら
そして・・・スランボーはじいさんの頭の上で楽しそうに笑っていた
そこには「信頼」があった
まるで休日に出掛ける家族の様な光景だった

俺はその光景を・・・悔しさと羨望の眼差しを持って見送った


 
262 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 09:09:43.89 ID:dZEJTGrr0
ゴメン
一旦落ちる
よく考えたら俺昨日2時間も寝てないこと思い出した
と言うわけでおなって寝るお

夕方くらいにスレ残ってたらまた書くお

 
335 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 20:59:24.74 ID:h+fBa1DE0
ただいま

 
338 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:03:31.22 ID:h+fBa1DE0
遅くなってゴメン
これから続き書きます
書き溜めてないから投下遅いけど勘弁な


 
341 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:11:44.87 ID:h+fBa1DE0
モンスターじいさんのところを止めてから三日ほど経った
船着場に行ってみたのだが船の運航はまだ再開のめどは立っていないらしい

・・・どうするかな

少し迷ったけど結局オラクルベリーに帰ることにした
幸いじいさんにもらった路銀はまだあるし後数日は困らないだろう
しかし、その先は・・・

そんなことを考えながら歩いていたら魔物の群れに襲われた
ベビーニュートが五体だった
レベルがそこそこ上がっていたとはいえギラを連発されるとかなりキツイ
数ターン後、俺はHPも残り少なくなり死を覚悟した・・・

その時だった!


 
342 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:16:22.45 ID:h+fBa1DE0
「ピギーっ!」

一体のモンスターが俺の前に飛び出してきた
それはなんと、あのスランボーだった

スランボーは明らかに格上のベビーニュートに果敢に体当たりをする
しかし相手は末席とはいえドラゴンの血をひいている魔物だ
爪の一振りで吹き飛ばされてしまった

しかし、スランボーはそれでも戦うのを止めない

どうしてだよ?もう無理だろ?俺なんかほうっておいて早く逃げろよ!


 
345 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:22:57.47 ID:h+fBa1DE0
ベビーニュートのギラを受けてスランボーが遂に倒れた
ベビーニュートがこちらを向く
今度こそダメだと思ったその時、またしても別の魔物が現れた

それはじいさんのキラーパンサーと、以前俺の肋骨を折ったゴレムスだった
二匹は俺があんなに苦戦したベビーニュートをあっという間に蹴散らす

「こっ酷くやられたようじゃな」

俺の後ろにはじいさんが立っていた

「この辺りはモンスターのレベルが低いとはいえ一人歩きは危険じゃ」
「覚えておくとええ」

そう言うとじいさんは立ち去ろうとした
待ってくれ!なんで俺を助けてくれたんだ?
「・・・勘違いするな、お前を助けたんじゃない。家の可愛いスランボーを助けたんじゃ」

えっ?

 
346 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:26:55.83 ID:h+fBa1DE0
「・・・散歩の途中でわしらはべビニュートに苦戦しているお前を見つけた」
「まぁ別にワシはお前が死のうが関係なかったんじゃが、スランボーがなぜか飛び出していきおってな」
「どうやらお前のことを助けようとしたらしい・・・短いとはいえ世話をしてくれた人間に」
「少しでも恩返しをしようとしたのかもしれんのう・・・」

・・・スランボー

「ついでじゃ、お前さんの手当てもしてやるからその子を連れて家に来い」

・・・・・・

「返事は?」
はい


 
349 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:34:37.66 ID:h+fBa1DE0
俺は倒れていたスランボーを大事に抱きかかえると
じいさんの後を付いていった
じいさんの家に着くとバニーちゃんが俺とスランボーの手当てをしてくれた

「その子の勇気に感謝するんじゃな」
じいさんが言う
俺は腕の中で眠るスランボーに小さくありがとうとお礼を言った

・・・じいさん!
「なんじゃ?」
俺をもう一度ここで働かせてください
「・・・・・・」
お願いします!!
雑用でもなんでもやります!お願いします!

俺は生まれてはじめての土下座をした


「顔を上げろ」
・・・じいさん
「まぁわしも鬼じゃないからの、そこまで言われたら・・・な」
じいさん!
「ただし、次は無いぞ?そのことを頭に入れておけ」
はい!


 
350 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 21:35:21.27 ID:h+fBa1DE0
飯食ってくるノシ

 
357 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:09:18.66 ID:h+fBa1DE0
次の日から改めて俺の魔物の世話をする日々が始まった
やる事は前とほとんど変わらない
変わったのは・・・俺の心のあり方くらいか

正直に言えば未だにじいさんの
「ラブを持って接しろ」
という言葉の真意は分からない
こちらが愛情を持っているつもりでもそれが相手に伝わっているのかは
イマイチ分からないし、自分が良かれと思ってやっていることでも
もしかしたら魔物たちにとっては迷惑なことなのかもしれない・・・

とりあえず愚直に、とにかく愚直でもいいから一歩一歩前に進んで行こうと思う

 
358 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:15:05.52 ID:h+fBa1DE0
じいさんのところで再び働き始めてから三週間ほどが経った
最近、魔物たちことが分かるようになってきた
キラーパンサーはかしこいが、とてもマイペースで他人に流されない
ドラキーは子供っぽい、いつもはしゃいでいる
ゴーレムは実は気弱で優しくて、暴力が苦手
俺も真摯に接することが出来ているからか?
みんなも俺に少しだけ心を許してくれているきがする

しかしスランボーは・・・他の魔物たちとは違うどこか違う・・・
臆病と言ってしまえばその通りなんだが、俺がスランボーに上手く接することが出来ないのは
何か別のところに原因があるのかも知れない


 
360 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:20:44.14 ID:h+fBa1DE0
ある時、じいさんにスランボーのことを聞いてみた
じいさんは、なぜか少しだけ嬉しそうな顔で笑うと
「やっと気づいたか?」
と言った

スランボーの話を始めると、じいさんの顔は一転して険しくなった

スランボーは以前金持ちのペットとして飼われていたらしい
とはいっても犬やネコと違いスランボーは魔物だ
可愛がられると言うよりは、闘技場で魔物の相手をさせられたり
見世物的な扱いをされるなど散々な目に合っていたらしい
それを見かねたモンスターじいさんが、瀕死だったスランボーを金持ちから引き取り
今に至ると言うわけだ

・・・俺は、スランボーの話を聞いていて、悲しくて申し訳ないような気持ちになった


 
362 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:26:19.90 ID:h+fBa1DE0
自分たちが人間だからと言って・・・相手が魔物だからと言って・・・
傷つけていいなどという道理がどこにあるというのだろうか?

「ふむ、お前さんもようやく分かってきたようじゃな?」
じいさんは俺の顔を見て、また嬉しそうに笑った
「しかしながら・・・あの子の傷は深い肉体的な傷は癒えても、心には傷跡が残る・・・
どうじゃ、お前さんにあの子の傷を癒すことが出来るか?」

・・・やるよ俺

「・・・そうか」
じいさんが微笑む

ここで俺とスランボーが出会ったのも何かの縁だ
それにスランボーは一度俺の命を救ってくれた
命の恩人のために何かをしてやりたいと思うのは当然のことだろう


 
364 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:36:35.70 ID:h+fBa1DE0
次の日から俺はじいさんの許しを得てスランボーの世話に集中させてもらった
以前よりは近づくことが出来るようになっていたのだが頭を撫でたり
触ろうとするとすぐに逃げ出そうとしてしまう
おそらく過去の嫌なことを思い出すからだろう

とにかく俺は根気良くスランボーに接しようと思った
エサのときは食べ終わるまで大人しく待つ
散歩のときはなるべき自由にさせて最低限指示を出す
言うことを聞かなくてもきつくは叱らず優しく注意する

とにかく、俺という人間をスランボーに「信頼」させることが重要なのだ

 
367 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:45:48.76 ID:h+fBa1DE0
ある時夜中に起きるとスランボーがうなされていた
体を左右に揺らしながら呻き声に近い鳴き声を上げている
きっと嫌な夢でも見ているのだろう

俺は何となくいたたまれなくなってスランボーに添い寝をする
普段は触らせてくれない頭を撫でてやると落ち着いたのか
表情が和らいだ・・・良かった・・・

悪夢は嫌だよな・・・
俺もサンタローズが襲われた直後は、毎日のように悪夢を見た
門番のおっさんの無惨な死体、目の前で燃やされた人、建物
助けを求めるあの目・・・

大丈夫、きっといつか傷跡は・・・
いや、傷跡は消えなくてもその傷を受け入れられるくらい強くなれる日が来る
そう信じるしかない


 
368 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:55:15.28 ID:h+fBa1DE0
それから毎日スランボーと添い寝をする日が始まった
とは言ってもスランボーが眠ってから一緒に寝て
スランボーが起きる前に床を出て行くのだが

「どうじゃスランボーの様子は?」
じいさんが聞いてきた
俺は、なんとも言えないと答えた
するとじいさんは
「前にも言ったが魔物にも心はある、あの子らはお前が思っているよりも」
「お前のことを見てくれているかも知れんぞ」
そう言った
「まぁ、慢心するのは良くないがお前は以前に比べると本当に良くやってくれている」
「その調子で頑張れ」
とも

とにかく今は地道にやるしかない
そう思った


 
370 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 22:59:33.88 ID:h+fBa1DE0
ある日、いつもの様にスランボーを連れて散歩に行こうとすると
何とスランボーが頭の上に飛び乗ってきた!!あのスランボーがだ!
スランボーは俺の頭の上で「ピギー」と一鳴きするとポンポンと飛び跳ねて
歩き出すよう促した
それは俺が以前嫉妬と羨望の眼差しを持ってみていた、「信頼」関係そのものだった

俺はあまりの嬉しさにガッツポーズをした
初めてスランボーと心を通わせることが出来たと思った

その日はいつもよりも長く散歩をしてじいさんに怒られた


 
372 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:06:16.44 ID:h+fBa1DE0
スランボーは完全に俺に懐いてくれた
頭を撫でても怯えることは無くなったし、言うこともちゃんと聞いてくれる
寝るときにはスランボーの方から俺の布団に入ってくるようになっていた
楽しかった
スランボーとすごす日々は親友と過ごしているようだった

しかし、じいさんのところで働き始めて半年ほど経った頃
俺とスランボーに別れの日がやってきた


 
374 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:11:18.14 ID:h+fBa1DE0
魔物使いとしてデビルマスターくらいになっていた俺
このまま魔物使いを極めて将来はドラゴンでも仲間に
してやろうかと思っていたある日
じいさんにこんなことを言われた
「お前に、ワシのモンスターを一匹やろう」
マジで!?いいのかよ!?
「ああ、お前さんはよくやってくれてるしのう。この子らもお前がマスターなら文句は言わんじゃろう」
「ただし条件が二つある」
・・・なんだよ急に神妙な顔して
「一つはここを出て行くこと、もう一つは・・・」
えっ?ちょ・・・

「選んでいいのはスランボー以外の魔物じゃ」


 
377 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:17:33.68 ID:h+fBa1DE0
・・・何だよそれ・・・何だよそれ!?

急に出て行けって?それに・・・なんでスランボーと別れなくちゃ・・・

「話は最後まで聞け、何もお前さんのことが気に入らなくて出て行けと言っているわけじゃない」
・・・それくらい分かってるよ
「お前さんが本当に心のそこから魔物使いを極めたいのならずっとここにおっても構わん」
「しかし、どうもお前さんにはもっと似合う職業がある気がするのじゃ」
・・・・・・
「それに前に話していたが、パパさんとやらの故郷を探すために旅をしておったのじゃろう?」
・・・それは・・・そうだけど

「・・・明後日、一年近くぶりに定期船が運航を再開するそうじゃ」
「旅の支度を整えておけ・・・」

俺は答えないで頷いた

 
379 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:23:51.03 ID:h+fBa1DE0
別れの日が来た
俺は以前の様に装備や道具を整え旅立つ準備をした
じいさんがくれると言ったモンスターは、結局選ぶことが出来ず
俺はまた一人で旅立つことになった

じいさんとバニーちゃん、それに世話をしていたモンスター達が
町の外まで俺の見送りに来てくれていた
もちろんその中にはスランボーの姿もあった
じいさんは俺の顔を見ながら笑うと
「気をつけて言って来い、馬鹿弟子。もしも魔物使いを極めたくなったときは戻って来い」
そう言った

ありがとうございました

俺は頭を下げた後、いつかの様に上を向いて歩き出した
涙が零れないように・・・

 
382 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:29:47.80 ID:h+fBa1DE0
10メートルほど歩いたとき後ろから俺に近づいてくる
小さな気配を感じた
小さな気配は俺の頭の上に飛び乗ると
「ピギー!」
と鳴き叫んだ
スランボー・・・お前どうして?

スランボーはどうやら怒っているようだった
「ピギギ〜!」
なんで置いていくんだ!?と言っているらしい
そんなこと言われても・・・そう思いながらじいさんの方に振り向くと

「大事にしろよ!」
じいさんが遠くで叫んだ
笑っているところを見ると、そうやら最初からそのつもりだったらしい
「はい!」
俺は返事をする

こうして俺とスランボーの二人旅が幕を上げた


 
387 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:34:35.44 ID:h+fBa1DE0
バニー「良かったのですか?」
じじい「何がじゃ?」
バニー「あんなに弟子が出来たとか、あいつにはやはり才能があったとか喜んでいたくせに」
じじい「ふむ・・・まぁ・・・な、しかしあいつはきっとこんなとこで納まる器では無かったんじゃよ」
バニー「そういえばスランボーちゃんもあげちゃってよかったんですか?」

バニー「貴重な『ブルーメタルスライム』だったのに」

じじい「なぁに、あのままわしの所にいてもあれ以上はなつかんかったわい」
じじい「それに・・・」

ブルーメタルスライムがあそこまで人に懐くのをワシは見たことが無いからな


 
390 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:40:24.26 ID:h+fBa1DE0
なぁスランボー?
「ピギィ?」
お前いつまでも頭の上乗ってないで自分で歩けよ
「ぴ〜ぎ〜」
や〜だ〜じゃねえよ!降りろこの野郎!

そんなやり取りをしながら俺たちは船着場へと向かった
途中何度か戦闘があったが、ひのいきなんかの特技を覚えていたので
中々楽に歩を進めることができた
スランボーは正直今のところ戦闘の役にはたたない
まぁレベル1のスライムなんだし仕方ないだろう
地道に育てることにしよう

スランボー
HP 12
MP 0
ちから 7
すばやさ 25
かしこさ 22

ちなみに俺のかしこさは20です

 
393 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:45:14.30 ID:h+fBa1DE0
スランボーのレベルが3に上がったくらいで船着場についた
なんかニフラムとか覚えてた
もうちょい上げて装備を整えてやればなんとか戦闘に参加できそうだ

船着場に着くと以前泊めてくれた夫婦が出迎えてくれた
おかみさんが
「しばらく見てなかったけど、何か逞しくなったわね」
とか言って驚いていた
久しぶりにあった親戚みたいなことを言われて照れる俺
てか俺既に31なんですけどwww

船が来る前まだ結構時間があるとかで
俺は夫婦の家でお茶をご馳走になった


 
398 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:53:23.28 ID:h+fBa1DE0
船が来た
俺は夫婦にお礼を言って船に乗り込む
「気をつけてな」
旦那さんが手を振ってくれた
俺も手を振り返す

さ〜て、ポートセルミまでしばしの船旅だ!

「・・・あのあんちゃん船乗り志望だったのか」
「えっ?あの人、人探しでポートセルミに行くとか言ってたけど」
「あれ、定期船じゃなくて輸送船だぞ?しかも三ヶ月くらいかけて世界中回るやつ」
「・・・まぁいっか」
「・・・いいのか?」


ちょwwwwあれ、何か船室とか無いのよwww
しかも何で俺船員用の部屋に案内されてんのwwww


焚き火ニートは

ふ な の り か ん ぱ ん そ う じ

に転職したwwww

 
400 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/12(月) 23:58:05.99 ID:h+fBa1DE0
何か気づかないうちに男物のセーラー服着せられた
カッコよさが下がった気がする
まぁそんなことはどうでもいいんだけど
なぜか俺は毎日甲板掃除ばっかさせられている
ポートセルミにはいつつくんですか?と聞いたら
三ヶ月後、最後に着く港がオートセルミだと言われた

三ヶ月とかwwww

まぁ何はともあれ最終的にはポートセルミに着くのだしよしとしよう
こうして俺の長い船旅が始まった

第二章「もれ旅立つよ〜自宅から世界の警備員へ〜」

終わり


 
406 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:07:27.76 ID:1hO9zxHy0
さて、そろそろ第三章が始まるわけだが
コメの中からいくつか質問や疑問に答えることにしよう

「誤変換多いぜ」
VIPやる時のくせなんだスマン

「古典文学みたいな書き方やめろ」
そんなこと言ったら古典文学の方々に申し訳ない
あいつらもっと洗練された美しい日本語使うぜ

「ニートの名前無いの」
基本的にVIPで書くときはキャラ名付けません
もし欲しいなら安価で募集する

「ブルーメタルスライムって?」
ロト紋で主人公が持っている盾が「ブルーメタルの盾」
ただそれだけ

ほかにありますか?

 
 
408 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:08:43.92 ID:1hO9zxHy0

407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:07:39.74 ID:64+Nq4QtO
乙!今日は終わり?
 
>>407

まだまだ行くよ!
明日休みなんだ
連休明けに休みとか・・・○| ̄|_
413 : ◆YDmPhS02/Q :2009/01/13(火) 00:13:52.14 ID:1hO9zxHy0

411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/13(火) 00:10:41.23 ID:ciOLgUWZ0
ブルーメタルよりオルハルコンだろjk

>>411

オリハルコンスライムだとバレバレだろうがww